「ほっかほっか亭」のハークスレイ、大阪万博で未来の弁当「ワンハンドBENTO」を販売

人気メニューの「のり弁当」も片手で食べられる
人気メニューの「のり弁当」も片手で食べられる

「ほっかほっか亭」などを運営しているハークスレイ(大阪市北区、青木達也社長)は30日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の出展ブースで提供するメニューの発表会を行った。

大阪・関西万博では、ヘルスケアパビリオン内の「ミライと食と文化」ゾーンへの出展となる。ブースのテーマは生産者から消費者を繋ぐ「食のインテグレーション」とし、「ほっかほっか亭」の店舗の様式を再現しながら会場内でしか食べられないメニューを提供する。

メインとなるのは“ミライの弁当”として考案された「ワンハンドBENTO」(5種)だ。同社の人気メニューである「のり弁当」も片手で食べられるようアレンジした。「ワンハンドBENTO」にはミネラルや食物繊維を含む十六穀米を使用し、栄養価の高さもポイントとなっている。また、ベジタリアンメニューとして大豆ミートを使用したベジカレーや、黒毛和牛を使用したすき焼き風などを揃える。

「ワンハンドBENTO」など単品メニュー8品を発表
「ワンハンドBENTO」など単品メニュー8品を発表

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このほか、ブームが再燃している「アサイーボウル」をタピオカやライスミルクでアレンジしたアサイースムージーや、生地の50%以上が野菜で構成されている軽い食感のお好み焼き、同社オリジナルのから揚げの新フレーバーをラインアップする。

単品価格は1000円前後から2000円と幅をもたせ、単品メニューを組み合わせたセット商品の販売も検討している。

ほっかほっか亭総本部の飯沼俊彦執行役員経営企画本部長は「当社は9つのグループ会社を擁し、製造から物流、販売までを行っている。万博では食のインテグレーションを世界に発信することに加え、食の未来を大阪から世界に発信することを目指している。大阪に本社を置く企業として、未来の大阪の可能性を感じられる展示内容にしていければ」と意気込みを語った。

ほっかほっか亭総本部の飯沼俊彦執行役員経営企画本部長、公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオン西澤良記副代表理事
ほっかほっか亭総本部の飯沼俊彦執行役員経営企画本部長、公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオン西澤良記副代表理事

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発行:
昭和26年(1951年)3月1日
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