新・大阪工場9月に全面稼動、生産能力は全体で1.5倍に/キンレイ
【大阪発】キンレイは25日、大阪府岸和田市でかねてから建設していた新工場の内覧会を開いた。和田博行社長は、「今後必要となる品質レベルを実現できる設備となっている。製造するのは高付加価値の冷凍麺。温度帯を超えて専門店の職人技をお客に届ける手段と捉え、今まで以上に積極的に展開する」と意気込みを話した。投資額は約60億円。
同社は一昨年来、生産量が限界まで達しており、供給面で課題を抱えていた。今回の新工場は茨城県稲敷郡の筑波工場と同規模のもので、全体での生産量は1.5倍となる。生産能力は、泉北工場(大阪府高石市)から移設したK-1ラインで年間約1,900万食、新設したK-3ラインで約4,000万食。既に7月からK-1ラインは稼動を開始しており、9月以降、K-3ラインも稼動させる。
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