17年4~9月のPOS 市販冷食販売額は1.1%減/KSP-SP調べ

調理冷食、冷凍米飯はプラスで推移、価格は上昇傾向KSP-SP 社調べのPOS データ(調査対象:全国のスーパー約150 チェーン976店舗・継続店)によれば、17年上半期(4~9月)の市販冷食販売金額は、合計で前年比1.1%減となった。カテゴリー別では、調理冷食が0.6%増、冷凍米飯が0.5%増と前年を上回ったが、冷凍ピザ・グラタンは4.1%減、冷凍麺が4.8%減、冷凍農産が2.4%減と振るわなかった。数量ベースでは、合計で2.6%減。全カテゴリーとも前年を下回り、冷凍ピザ・グラタンは8.9%減と減少幅が大きかった。

一方、平均価格は1.6%高い205.3円と上昇。冷凍麺は前年並だったが、調理冷食1.9%高、冷凍ピザ・グラタン5.2%高、冷凍米飯2.3%高、冷凍農産0.8%高と全般的に上昇していた。

〈冷食日報2017年10月25日付より〉