サンフーズジャパン初の消費者向け自社ブランド 時短・半調理食品「mitasu」展開
サンフーズジャパン(吉田武史社長、本社=京都府宇治市)は18日、都内で吉田社長らが記者会見し、時短・半調理食品「mitasu」(みたす)の発売説明会を開催した。同社は主に外食企業向けのレトルト、チルド・冷凍食品などをOEMで提供しており、消費者向けの自社ブランド商品は初めてとなる。
吉田社長は「外食産業のセントラルキッチンとして高付加価値商品が評価され成長してきたが、新たな挑戦として消費者向け商品にチャレンジする。当面はインターネット販売限定だが、将来的には一般小売でも販売したい」と述べた。
「mitasu」は簡便調理用の食品だが、メニュー用調味料とは逆の発想。肉と野菜を下処理したレトルト食品で、鍋に入れて加熱、カレールーやシチューの素などを加えれば簡単に出来上がる。調味料やスパイスなどを工夫できるので『わが家の味』を求める働く主婦にはぴったり。他にも煮込みハンバーグ、パエリア、クリームパスタなどをメニュー提案している。
商品ラインアップは「ビーフ」「ポーク」「チキン」「ベジタブル」の4品で各450g( 2~ 3人分)と900g(4~5人分)。価格は450gが650~870円。7月19日発売。
〈食品産業新聞 2018年7月26日付より〉