エア・ウォーター、調理冷食メーカーの(株)見方を子会社化、食品加工事業拡大へ
エア・ウォーターによれば、見方は、和食、洋食、中華、寿司、スイーツ等の調理冷凍食品を製造し、主に全国のホテルやレストラン等へ販売。ニーズに合わせたオリジナル商品の企画開発や小ロット・多品種製造を強みとしており、ファーストクラスの機内食、おせち料理等も手掛けるとともに、北海道産の食材を使った調理冷凍食品を自社ブランド「北のシェフ」としての製造、直営店や通信販売にて販売も行っているという。
子会社化の目的として、近年、調理冷凍食品の市場が拡大傾向にある中、経験が豊富な調理師を擁し、商品開発力に定評がある見方を子会社化することで、より加工度の高い調理冷凍食品のラインナップを増強するとともに、調理冷凍食品において見方が有する調理・加工のノウハウや技術、また、その販路を活かし、食品加工事業の拡大を推進するとしている。
また、見方は、エア・ウォーターグループの原料調達力を活用するほか、グループ会社が取り扱う農産品やその一次加工品等の利用、グループ会社との連携による営業体制の拡充により、さらなる事業基盤の強化を図るとしている。
〈株式会社見方の会社概要〉
▽設立=1960年1月(創業1949年9月)
▽本社所在地=北海道北広島市大曲工業団地2丁目1番地3
▽代表者=代表取締役社長 見方孝至
▽資本金=45百万円
▽事業内容=和食、洋食、中華、寿司、スイーツ等の調理冷凍食品の製造・販売
▽従業員数=345人〔パート・派遣社員含む〕(18年10月末現在)
▽業績=売上高24億円(18年6月期)
〈冷食日報 2019年4月5日付〉