ケイエス冷凍食品、期間限定「しょうが入り 国産鶏 鶏つくね串(照焼)」発売、業務用は「ミニハンバーグ(デミグラ)」/2019年秋の新商品発表会

「しょうが入り 国産鶏 鶏つくね串(照焼)」
ケイエス冷凍食品は7月19日、都内で2019年秋の新商品発表会を開いた。選択と集中による家庭用新商品3品、リニューアル5品(うち3品はパッケージ変更のみ)、業務用新商品1品を発売する。家庭用は9月1日に、業務用は8月10日に発売する。ミンチ加工技術を活用した商品の販売拡大を目指す。

家庭用の主力商品「国産鶏 鶏つくね串(照焼)」は8月中旬から秋限定パッケージに切り替え、11月中旬から新デザインに変更する。18年秋から継続している、鶏つくね串のバラエティ商品の期間限定発売は当季も行う。新商品として「しょうが入り 国産鶏 鶏つくね串(照焼)」を3月までの期間限定発売。レギュラー商品との併売で、フェース拡大を図る。

なお鶏つくね串はトータルで前年の売り上げを維持している状況だという。

串商材の強化は継続して目指す。新商品として魚肉すり身ととうもろこしを使った「焼もろこし串」を発売する。たれの付け焼きができる同社の特徴を生かした、焼きもろこしをイメージしたおかずで、幅広い年代に楽しめる一品に仕上げた。

既存のレトロイラストパッケージ商品2品は当季終売となるが、「焼きもろこし串」に背景のストーリーとともに引き継いで展開する。「国産肉 肉だんご」「エビのチリソース」のおかず2品はリニューアルする。肉だんごは肉の旨みを向上させ、エビチリはエビを大きくした。4月のテレビの冷食特番で上位に入ったエビチリだが「認知度はまだ低い」として、肉だんごとともに拡販を図る方針だ。

「チキンとデミシチューのオーブン焼き」はノンフライで1個当たりカロリーが25kcal と低い、女性のお弁当を狙った商品。19年春の「チキンとトマトソースのオーブン焼き」の姉妹品となる。

「おべんとうごまだんご」はおやつの利用者が多いことからパッケージで、おやつ利用もアピールする。「ほうれん草玉子ロール」は自然解凍できることを強調する。自然解凍に対応したタマゴ製品は珍しい。

業務用にはミートボールから角度を変えて「ミニハンバーグ(デミグラ)」を新発売する。ミンチ技術とソースの製造技術というミートボールで培った得意技を注入した。自然解凍にも対応させた新カテゴリーのハンバーグで、新規ユーザーの掘り起こしを目指す。

〈冷食日報 2019年7月23日付〉

業務用「ミニハンバーグ(デミグラ)」

業務用「ミニハンバーグ(デミグラ)」