セブン&アイ、新会社ヨーク設置、食品館など再編へ
セブン&アイ・ホールディングスは、首都圏食品スーパーの再編を4月9日に発表した。
ヨークマートを6月1日付で株式会社ヨークに商号を変え、その下にイトーヨーカ堂が首都圏で展開する「食品館」「ザ・プライス」の20店舗と、フォーキャストが運営する「コンフォートマーケット」を統合する。そごう・西武で運営のシェルガーデンも4月30日にヨークの傘下に所属する予定だ。
セブン&アイグループが成長戦略の一環で推進する首都圏エリア食品マーケットへの対応強化として行う。プロセスセンターやセントラルキッチンの導入など、製造や配送、販売が一体化したマーチャンダイジングを強化し、各社のシナジーの発揮を目指す。
イトーヨーカ堂やヨークベニマルとの連携も模索する。また、イトーヨーカ堂でセントラルキッチンやプロセスセンターや、物流センターの統廃合も検討する。
井阪隆一社長は「取り組み通じて、首都圏でセントラルキッチンやプロセスセンターを一緒に構築したい」と語った。