米国ポテト協会 業界関係者向けサイト開設、テークアウト向けレシピなど提案
米国ポテト協会(東京都千代田区)は、食品に関わる業界の関係者に向けた情報を発信するホームページを2021年春に開設した。米国産のポテト商品の魅力を紹介するとともに、飲食店向けにテークアウトに最適なレシピを提案するなどし、更なる活用を促す。
新たに開設したサイトでは、小売店向けの販促の提案や、ポテトを原料に使ったパンなどの紹介、デリバリーやテークアウトで食感を保てるポテトの訴求など、コロナ禍で伸長した需要に応えるような形でコンテンツを充実させている。
中でも、外食などフードサービス向けに発信している情報として、デリバリーなどでのポテト選びのコツや、ポテトメニューを増やすことで注文が増えたなどの事例も紹介している。フライドポテトメニューが1種類の店舗で、キャンペーン期間だけフライドポテトをもう1種類、追加で提供したところ注文数が大幅に伸長したという。
担当者は「フードトラックやテークアウト、デリバリーなどでのポテトの需要は高まっている。クリスピーな食感を保てる商品もあるため、こうした情報を発信したい」と語った。
米国ポテト協会では一般消費者向けにポテトを使ったレシピの紹介を行っている。また、プロアスリートがポテトの魅力を語る動画を発信するなどのコンテンツも設置している。
〈冷食日報2021年5月18日付〉