スーパーマーケット・トレードショー2015、過去最大規模で開幕
一般社団法人新日本スーパーマーケット協会は、2月10日~12日、東京ビッグサイトで、スーパーマーケットを中心に流通業界に最新情報を発信する商談展示会「第49回スーパーマーケット・トレードショー2015」を開催している。今回の開催規模は出展者数1,580社・団体、2,881小間と、前回を上回り過去最大規模での開催となり、3日間でのべ約8万人の来場を予定する。また、デリカに特化した商談展示会「デリカテッセン・トレードショー2015」も同時開催。「お弁当・お惣菜大賞」受賞商品が発表された。
今回も、大手卸各社がブース出展。今回は、各社のオリジナル商品、とりわけデリカでの提案が目についた。ここでは、大手卸各社の展示概要を紹介する。
「情報」「機能」「商品」の3ゾーンでさまざまな提案-国分
出展コンセプトは「いいネタあります。国分」。“ネタ”は「情報」「機能」「商品」のことを差し、それぞれのゾーンで提案した。
「いい商品あります」ゾーンでは、酒類、加工食品、冷蔵・冷凍・デリカ・生鮮、菓子、ギフトの5エリアで、「独自性」「戦略性」を重要視した商品を訴求。
〔冷蔵、冷凍、デリカ、生鮮〕コーナーでは、今年注目のデリカとして、管理栄養士監修による季節の健康惣菜、団塊世代向けの高品質・トレンド商品として牛肉を使ったデリカメニュー提案、だしを使った日本食メニューとして、彩り野菜のゼリー寄せサラダや、四季ごとに旬のとれたて野菜を使ったサラダなどを提案していた。
また、デリカ向けに得意先の要望に合わせた仕様で提供できるチルド寿司ネタ、国内加工の焼・煮魚等の課題解決型水産商材を紹介。
冷凍食品では、「大人の冷凍食品」コーナーで、大手NB商品から、高品質な食卓品を集めた棚割り提案をしていた。