サンホーム会総会に129社410人 「サンホーム会員から仕入れ引き続き強化」=尾家社長
【大阪発】尾家産業の仕入先メーカーで組織するサンホーム会は9日、大阪市内のホテルで「第30回サンホーム会総会」を開催し、会員129社410人が出席した。
日野三代春会長(テーブルマーク社長)は開催あいさつの中で「この2年事業環境は大きく変わり、円安、原材料高騰、物流費高騰で業績にも影響している。これはさらに進んでいくと思う。一方でインバウンド増加によるホテル業界の好調や企業のベースアップ等景気効果も出始めている。尾家産業は前期、増収増益を果たした。ユーザーのニーズを的確に捉えている証左だ。尾家産業を通してユーザーの声を聞き、商品、技を磨き、ともに発展成長したい」と述べた。
PB商品売上寄与メーカーへの感謝状贈呈では、ベストセラー部門ヤヨイサンフーズ、ニューフェイス部門ニチレイフーズ、ニチレイフレッシュ、ロングセラー部門マリンフードが表彰。新入会員はタヌマ、日清フーズ、ヤマサ醤油、ヤマモリの4社、退会2社で、会員数は129社となった。
総会後の講演会では、大倉忠司鳥貴族社長が「創業から現在。今後の戦略」をテーマに講演した。
尾家啓二社長は総会の席上、14年度概況報告と今期方針を発表した。増収増益だった14年度業績について、「既存取組先との取引拡大、それに加えて新規が予想より拡大した。全業態が伸びたが、とくに伸び率が高いのはヘルスケアフードで、中食の構成比を抜いた」と述べた。今期も増収増益を計画しており、「既存取組先拡大と新規開拓に注力する。ヘルスケアフード事業は83億円を計画し、やさしいメニューセミナー&提案会、同事業所プレゼンに力を入れる」と強調した。
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