「気付きの実感、暮らしの共感」プレミアムや和食を提案-加藤産業「秋季総合展示会」

加藤産業は9日~11日の3日間、秋季総合展示会を神戸国際展示場で開催、今回は「気付きの実感、暮らしの共感」をテーマに、予測困難な消費動向に「新たな気付きを提供することで、来場者に共感を得る」提案を行っている。

テーマコーナーでは、「直近の提案」として家族の健康を切り口に乾物や減塩商品を、ヘルシー美人提案として女性向け朝食用にグラノーラ・スムージーなどを紹介。「半歩先の提案」として、訪日アジア人を対象に来日中のおつまみからお土産までインバウンドを、また“ジャケ買い”すると言われる若者向けにパッケージやディスプレーで購買意欲をそそる提案を、さらに節約志向の一方で、徐々に存在感を高めつつある「プレミアム商品」は219アイテムをラインナップした。

オリジナルのグループブランド商品は、価値訴求と高品質・こだわりブランドに分け、新商品21アイテムを含む主要113アイテムを集積し、通路中央ではオリジナル商品を使ったオリジナルメニューの試食が可能なブースを特設した。さらに和食の日(11月24日)向けたに新たな和食を提案、女性のみの開発チームによる「なでしこプロジェクト」で茶わん蒸しなどを紹介、家飲みのバリエーションとしてホームパーティから女子会・一人飲みまでそれぞれの食シーンを披露した。

低温ゾーンでは、ケイ低温フーズが業務用で健康や季節・トレンドを織り込んだホットデリを展開したほか、冷惣菜は魚介を使用したチョップドサラダとスーパーフードを使ったサラダやカンピー商品を利用したフルーツサラダとポップオーバーを紹介。独自企画として人気の玉子や野菜・チーズに焦点を当てた売場の提案や国産・国内工場にこだわった商品、プロジェクト女性委員会による和食をテーマにしたオリジナルメニューを紹介した。