シュガーレディ、販売員向け「年末商品展示会」に約4,500人
シュガーレディ本社は29・30日の2日間、東京都立産業貿易センター台東館(東京・台東区)で販売員向け「年末商品試食展示会」を開催した。おせち料理・クリスマス・正月向け商品など試食を交え、販売員に紹介する催しで、関東圏を中心に1日目2,200人、2日目2,300人の計4,500人の来場者を見込む。
同展示会は従来、全国7カ所を巡回していたが、昨年から関東と関西の2カ所に絞って実施。会場となった4階~7階の全フロアには特長あるコーナーを設け、おせち・化粧品コーナー・クリスマスコーナー・正月コーナー等で活況を呈した。4階には各地域のマネージャーを中心とした販売員チームのミーティングスペース「作戦コーナー」も確保し終日賑わった。
おせち料理は2万~8万円台の盛付け済み商品を多数揃えた。ボリュームより商品価値のあるものを詰め込むことを意識した。昨年の京風「絵馬」(43,500円)は全5,000個を完売したが、今年は加賀風「亀甲重」(28,000円)も4,000個を用意し販売に力を入れる。
「クリスマス・お正月パーティセット」は新商品や人気商品を多彩セレクトした4種類のメニューで、「お正月」「祝肴」「Xmas&New Year」「XmasXmas」の4種類を取り揃えた。
これらを同社のマネージャー1,000人と販売員(シュガーレディ)11,000人が全国の主婦等に販売していくが、特にパーティセットは試食した来場者が選択したものを地元に無料還元しパーティを主催して販売を行う方式だ。
ピザコーナーで特に人気だったのは「シーフードピザ~アメリケーヌソース仕立て~」。アメリケーヌソースにエビ、たこ、小柱をふんだんにトッピングし、外はパリッと中はふわっとした食感が特徴の生地を活かした。
佐藤健社長は「今年のクリスマス商品は大人向けを心がけた。特に『牛肉のボロネーゼパスタ(黒トリュフ入)』はJAL国際線のビジネスクラス向けに選ばれ今秋から提供される。他に主食用にも2品選ばれ、業務用としての認知活動につながると期待する。おせちは『加賀亀甲重』を前面に一般紙に広告を掲載し宣伝する。核家族化し販売員の活動も厳しいが、来年は大キャンペーンで認知活動を行い、新規客を取り込む計画だ」と話した。