国分子会社の惣菜メーカー、デリシャス・クック習志野工場竣工
国分の完全子会社である惣菜メーカー、デリシャス・クック(相澤正邦社長・国分執行役員経営統括本部部長兼事業開発部長と兼務)の習志野工場(千葉県習志野市)がこのほど竣工した。10月26日より、生産を開始する。7日、同所で落成披露会が開催された。
同工場は、現在の千葉工場(千葉市)の移転先として新築したもので、延床面積2,046坪と、千葉工場の約3倍の規模を誇るとともに、常温のみだった千葉工場から、チルド品の製造も可能となる。売上計画も千葉工場の約25億円に対し、「早期に70億円まで拡大したい」(国分・土井弘光取締役常務執行役員 経営統括本部副本部長兼低温フレッシュ・フードサービス統括部長)とし、戸田工場(埼玉県戸田市、09年竣工)の約30億円と合わせ、全社で100億円規模となる。
土地は日立産機システムから賃借し、建物を自社で建築。投資金額は約42億円だという。
製造カテゴリーはサラダ類、巻物(トルティーヤ、生春巻)、スープ、惣菜類、サンドイッチ、おにぎりで、1都3県(千葉、埼玉、神奈川)のsM、CVs等約60社に納入する。「当初は既存メニューを製造するが、新設備で従来作れなかったものも作れるようになる。来年2~3月をめどに他にないような新しいメニューを開発し、投入したい」(相澤社長)。
–全文は本紙にてお読みいただけます。