日本アクセスが東日本会場でも春季総合展示会

日本アクセスは20・21日の両日、さいたまスーパーアリーナで春季総合展示会「春季Food convention 2016」を開催。今回はテーマを「創発Ⅲbridge~『卸売』の枠を超えた『卸』企業~』とした。開催規模は出展企業約600社(クロスカテゴリー19、ドライ154、アイス11、冷凍食品24、和日配111、洋日配42、乳製品21、生鮮・デリカ103、その他約115)で、2日間で約1万1,000名の来場を見込む。

20日、会場で開かれた記者会見で、亀岡正彦取締役専務執行役員東日本営業部門長は、今回のテーマについて「bridgeとしたのは、そのままメーカーとお客様をつなぎ、流通全体に新たな価値を付加したいという意味。“卸売の枠を超えた卸企業”とは、物販企業からサービス企業へ進化するということだ」など説明した。また、展示会について「商品主体ですべてが見られる展示会として小売企業の評価が高く、企業トップもかなりいらっしゃる。メーカーと一緒になって商品を紹介し、拡販につなげる絶好のチャンスと認識している。お客様に感動・感激・感謝の3つを伝えたい」など述べた。

また、中谷滋取締役専務執行役員生鮮・食材流通管掌兼マーケティング・開発統括管掌は「生鮮・業務用・市販用の3つの柱で提案を展開し、生鮮・業務用はライブ感のある展示をしている。アクセス業務用市場開発研究会(AG研)で取り組む“初午いなり”は4年目を迎え、きっちりと定着させたい。今年は2月6日が初午で、大手CVS・量販店でも取り組みを実施する。恵方巻きに次ぐ商材に育てたい。展示会はメーカーの協力により、新商品を紹介している。メーカーと一緒になってお客様をサポートし、なくてはならない卸を目指す」など述べた。