20~30年先を見据え、トモシアイズムを全国に-旭食品・竹内社長

旭食品近畿支社と取引メーカーで組織する近畿旭友会の33回目の総会が17日、大阪市内のホテルで開催され、竹内成雄社長は参加者約310名を前に、「事業会社は4月に新世代にバトンタッチし、今後はトモシアHDの社長として、イズムを全国の同胞に伝えていきたい」とあいさつ、3月期の業績の着地予想と新組織と若返りを睨んだ新役員体制を発表した。

竹内社長は、今3月期の業績について、売上高は4,100億円(前期比105.7%)で、経常利益は20.5億円(約3.1倍)で、とくに売上げでは、九州と中京・関東が大きく伸ばしたこと説明、「最終的には、多少でも予想上回ることが出来るように頑張りたい」と意気込みを述べた。

このあと、竹内克之代表取締役会長の退任と、竹内孝久常務が代表取締役社長に就任するなど4月以降の役員体制を紹介、新組織として、経営企画部と物流本部を統合し経営企画本部を新設し、生産事業の推進・強化などを行うことなどを披露した。

さらに今後の取り組みについて、「卸の旭食品の主張として、まずは如何に地域に密着した仕事が出来るかどうかであり、効率化よりも生活者にアピールし、得意先へのきめ細かな取り組みで、信頼を得ることが出来るかどうかである」と強調。新年度に向けては、「事業会社としては、新世代へバトンタッチし、トモシアHDの社長に専念し、20年30年先を睨んで、トモシアイズムを全国の同胞に伝えながら仕事にまい進したい」と抱負を語った。

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