セブン&アイHD2月期、グループ売上・営業収益2年連続過去最高

セブン&アイ・ホールディングス(HD)が7日、発表した16年2月期連結業績は、加盟店を含めたグループ売上が前年比4.6%増10兆7,030億円、企業体としての営業収益(売上高)が前年比0.1%増6兆0,457億円とそれぞれ2年連続で過去最高を更新した。営業利益は2.6%増3,523億円・経常利益が2.5%増3,501億円とこちらもそれぞれ5年連続で過去最高を更新し、増収増益となった。最終利益は、イトーヨーカ堂やそごう・西武の構造改革費用計上が68億円影響するなどあり、7%減1,609億円となった。

今期(17年2月期)は、グループ売上3.1%増10兆8,730億円、営業収益2.1%増6兆0,100億円、営業利益7.8%増3,890億円、経常利益7.7%増3,857億円、最終利益10.1%増1,841億円を計画する。

16年2月期のグループ売上は、セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)のチェーン全店売上の伸長と、為替円安による押し上げがあり伸長。営業収益も、SEJにおける営業総収入の伸長、円安による押し上げ効果(2,490億円)で伸長した。セグメント別概況の主なものは次の通り。

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