開発商品の積極開発と販売徹底でブランド力を強化/ミツオ業食流通会

ミツオ業食流通会は8日、名古屋市のホテルで総会を開き、会員、生産者会員、特別会員ら114社215人が出席した。参加者には、青木昌博相談役(名給会長)が執筆した実践の書『365日のはじめの一歩』が贈られた。

総会の開催あいさつで、青木基博会長(名給社長=写真)は「前身のミツオブロック会から数えて49年目、当会に改新して18年目である。現在は会員48社、生産者会員22社、特別会員1社という構成である。当会会員は各地の現状を把握し課題をとらえ、多くの事例を共有する、ギブ&テイクで成り立っている。変化が多く厳しい時代にあって、対応のため変わり続けことが重要」と強調した。

新年度の各種方針・方策は▽政策=「一歩先への決断と基礎(人・物・金)強化」▽事業方針=ユーザーの要望を幅広くとらえ、新しい価値と持たせるサービスと対応を行う「新価値創出・魅力対応」▽商品販売委員会運営方策=ブランド力を強化するため開発商品の積極開発と販売徹底を図る「積極開発 徹底販売」▽経営委員会方策=会員間の情報交流を経営に活かす「交流経営の実践」–。

開発商品の販売実績は、前年比15%以上の伸長を見せた。PBは全32品で、前年度7品投入した。今年度の販売目標は10%以上の伸長を掲げ、リニューアルを含め10品の開発を目指す。商品は、ユーザーがオリジナリティを出せる付加価値のある素材品を中心に、人手不足に対応する調理品にも力を入れる。

総会後の懇親会では、内田淳日東ベスト会長が祝辞を述べ、黒本聡ヤヨイサンフーズ社長が乾杯の音頭を取った。

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