国分G、低温事業で2020年は引き続き4,500億円目標に

国分グループ本社は15日、都内で低温フレッシュ・フードサービス事業の16年度方針説明会を開催した。先ごろ発表した第10次長期経営計画最終年度の2020年の目標として、低温計4,500億円、うちフレッシュ1,000億円を目指す。また、フードサービス事業は、メーカー特販事業と合わせて1,800億円を目標とする。

会の冒頭、國分晃代表取締役副社長、北見賢取締役専務執行役員が登壇し、国分グループ全体の15年度経営経過や、第10次長期経営計画、今年度方針などを説明した(内容は既報)。低温フレッシュ・フードサービス統括部の方針は、土井弘光取締役常務執行役員低温フレッシュ・フードサービス統括部長が説明した。

2015年の取扱高は、低温計2,058億円、うちフレッシュ(生鮮3品+生鮮加工品)が457億円だった。また、土井取締役によれば今年度は子会社化したナックスナカムラと合わせて3,100億円規模を想定するところ、2020年の目標として低温計4,500億円、フレッシュ1,000億円を目指す。「4,500億円は何度か挙げてきた、当初から掲げている低温の目標値。これ位できないとプレゼンスを発揮できず、あくまでこだわりながらさまざまな展開を考える。フレッシュは生鮮3品・加工品・米・卵などで、独立したものとして実績を把握したい」(土井取締役)とした。

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