市冷協が日本ホビーショーで市販冷食試食ブース、3,000人来場

首都圏市販冷食連絡協議会(市冷協)は、4月28日、29日の2日間、東京ビッグサイトで開催された「第40回2016日本ホビーショー」(日本ホビー協会主催、同展は30日まで3日間開催)で、市販冷食の試食イベントブース「おいしいパーティーテーブル」を出展した。ブース内は、あまりの混雑を避けるため常時80~100人となるよう入場制限を設けたが、多くの人で賑わい、2日間で一般消費者3,000人ほどが入場し、試食を楽しんだ。

今回は、主催者側の都合からブースのスペースが半分ほどになったため、2日間別々のメーカーが9社ずつ試食ブースを出展。一方、開場では28日が「イタリアン対決」、29日が「炒飯対決」と、来場者の興味を引くテーマコーナーを設けたほか、他の出展メーカーも「和食」「中華」などカテゴリーごとに出展するとともに、試食アイテムのパッケージが分かるパンフレットも配布し、試食アイテムを店頭でも見つけやすいものとした。また、会場内では市冷協が実施する消費者プレゼントキャンペーンの応募ハガキも配布し、応募数増にもつなげる。さらに、今回のブース来場者限定で、希望者から抽選で20組40人を工場見学ツアーに招待。6月29日にニチレイ船橋工場で実施する予定。

開場前にあいさつした山根隆幸会長(三菱食品低温事業本部戦略オフィス参与)は「3回目となる今回は、スペースが限られた出展となったが、その分1品1品をしっかり味わってもらうとともに、商品の特徴、知識を分かりやすく伝え、より新たな冷食のファンをつかめるようにしたい」「パッケージが分かるパンフレットを持ち帰ってもらい、スーパーで買ってもらう。検証できるわけではないが、今まで以上に実需につなげる工夫をした」など述べた。

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