日本アクセス3月期連結、低温商品取扱規模が初の1兆円突破

日本アクセスが27日、発表した16年3月期連結業績は、売上高が6.5%増1兆8,994億円、営業利益が11.2%増173億円、経常利益が13.6%増181億円と増収増益だった。6期連続増収、3期ぶりの増益となる。売上総利益が7.0%増1,228億円、売上総利益率が0.03P改善の6.46%だったことに対し、販管費率が0.01P改善の5.55%と低下し、増益。経常利益率は0.06P改善の0.95%と1%に再度迫った。

同日、東京・大崎の同社本社で開催された記者会見で、田中茂治社長は「売上総利益率はここ5、6年ずっと右肩下がりだった。当初は販管費率を下げて増益も、13年度、14年度は減益となっていたところ、ようやく売上総利益率が上がった。15年度は物流費上昇、システム償却経費14億円などあり負担が重い中で、販管費率も下げられ、増益となった」と説明した。

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