骨なし魚事業は新市場への販路拡大で巻き返し図る レンジ対応の新商品開発など付加価値も強化
大冷の前期売上高は1.2%増275億800万円など増収減益となった(既報)。利益率は相変わらず高いが、骨なし魚事業は2.5%減130億6,569万円となった。これは、ミート事業が「楽らく匠味シリーズ」により7.7%増27億3,543万円と好調で、その他事業も4.2%増117億749万円と伸びたことと比べ対照的。骨なし魚市場の3分の1を占める同社としては巻き返す必要がある。今期予想は、全体売上高は1.7%増279億8,000万円、営業利益18.8%増13億8,980万円、経常利益18.3%増13億9,480万円、当期利益は17.2%増9億1,935万円を見込む。ミート事業部は得意先への商品特性案内強化で販路拡大を図り、その他事業はリニューアル商品の推進とユーザーへの直接販売に取り組み2.6%増を見込む中、骨なし魚事業はどのような方策で反転し増収しシェア拡大をめざすのか、現状と今後の方向性について同社齋藤修社長(=写真)にインタビューした。 –全文は本紙にてお読みいただけます。