ジョイフル、冷凍食品新CMにロバート秋山を起用、「食べたことのない人に加えて、九州出身の人にも懐かしんで食べてほしい」
ジョイフルは8月4日から、冷凍食品のテレビCMを放映開始した。
お笑いトリオ「ロバート」のメンバーで、福岡県出身の秋山竜次さんを起用し、関東や近畿でジョイフルの冷凍ハンバーグを訴求する。8月4日に都内で行われた会見で、秋山さんは「子どもの時から行っていたから、こうやってCMをやっているのは感慨深い。ジョイフルを味わってほしい」とコメントした。
ジョイフルは九州・西日本を中心にファミリーレストランを654店舗展開している。2016年3月からは冷凍食品の販売を開始した。ファミリーレストランで提供している商品と同じ食材を量販店向けに提供し、店舗の味を気軽に楽しめる商品群として提案を進めている。
販売している商品は、看板商品であるハンバーグや、サイコロステーキ、チキンドリアなどで、2022年の売上は2017年と比べて約5倍まで伸長している。2023年には新ブランド「おうちdeジョイフル」全9品の展開を始めるなど着実に提案を広げている。
販売は、ジョイフルの公式オンラインショップや、Amazon、楽天市場といったECサイトで2021年から販売しているほか、ジョイフルの店頭や、一部エリアのイオンなどでも扱っている。
TVCMでは、やり投げの選手のように巨大なフォークを投げる秋山さんの映像と共に、ハンバーグを年間2,800万食売り上げていて、全国で冷凍食品を購入できることなどを伝える。
また、9月1日には新商品「ジョイフルのチキンステーキ」と「ジョイフルのうすぎり牛焼肉」の2品をそれぞれ発売する。
会見に出席した、穴見くるみ社長は「冷凍食品の販売に注力しており、今回はそれを知ってもらうために、ロバートの秋山さんに出演してもらった。インパクトのある面白い仕上がりになっているので期待してほしい」と呼びかけた。
秋山さんは「食べたことのない人、知らない人に加えて、九州出身の人にも懐かしんで食べてほしい」とアピールした。
なお、東京・渋谷の「渋谷PARCO」では8月6日まで、ポップアップストアをオープンしていた。実際にジョイフルの冷凍食品を提供しており、多くの人が訪れた。
〈冷食日報2023年8月7日付〉