ベイシア プライベートブランド「Beisia Premium」の冷凍新商品を追加、スイーツを拡充、12月にはピザ追加予定
ベイシアは1日、プライベートブランド(PB)「Beisia Premium」の第5弾新商品22品を発売した。その中で、冷凍スイーツとして「クッキーバターサンド」を新たに追加したほか、「八天堂」とのコラボ商品「くりーむパン」「くりーむマフィン」を改良し、「Beisia Premium」として投入する。フローズンスイーツ需要の増加を受け、同社の人気商品「別海のおいしい牛乳」を使用して味わいをより高めた。
今後は2024年2月末までに同PB商品を100品以上に拡充を図る。冷凍食品は2023年12月に冷凍ピザ3品の追加を予定している。
「Beisia Premium」は低価格と高品質を両立したブランドとして提案を進めている。社員が産地や市場に赴いて直接目利きし、外部機関による味の客観的評価を取得した商品を展開することで、価格面と品質を求めるユーザーに訴求し、同社のPB売上の拡大につながっているという。
今回追加した冷凍スイーツには、同社で人気の「別海のおいしい牛乳」を使用している。北海道別海町の厳選された酪農家で絞られた生乳のみを使った牛乳で、濃厚で深いコクとすっきりとした味わいが特長だ。
「別海のおいしい牛乳クッキーバターサンド」と「クッキーバターサンド(レーズン)」(税込で各278円、14日まで税込246円のお試し価格で販売)は、人気のバターサンドとフローズンスイーツを掛け合わせた。クリームチーズと別海の生乳を使ったバターで贅沢に厚くサンドし、クッキーのしっとり感にもこだわった。食べ応えがあり一つでも満足できるボリューム感が魅力の商品となっている。
「別海のおいしい牛乳使用くりーむパン」と「くりーむパン(掛川茶)」(税込246円)、「別海のおいしい牛乳使用くりーむマフィン」(税込300円)は「八天堂」との共同で開発した商品だ。今回のリニューアルでは原料を全脂粉乳に変更し、より美味しく濃厚な味わいとなった。
「Beisia Premium」は今後、2024年2月末までに商品を100品以上まで拡充する。また同社のPBの冷凍食品では高い人気を得ているピザは、新商品3品を12月に追加予定だ。1日に行われた試食会で、マーケティング本部長の井上博之氏は「価格と品質の二大ニーズに応えられるよう取り組みたい」と話した。
〈冷食日報2023年11月2日付〉