「FOODEX フローズン オブ フューチャー」開催、32社60品から選定、生活シーンにあわせた商品が受賞

「FOODEX フローズン オブ フューチャー」開催、32社60品から選定
「FOODEX フローズン オブ フューチャー」開催、32社60品から選定

〈これからの未来を感じる冷凍食品が集結〉

バイヤーと一般消費者らによって選ばれた新たな魅力・価値をもたらす冷凍食品を表彰する「FOODEXフローズン オブ フューチャー」が、6日に展示会「FOODEX JAPAN」の中で行われた。

今回は32社60商品から、評価の高かった21商品がそれぞれ賞を獲得した(受賞商品は下記表)。受賞商品は同展示会内の特設ブースにて紹介されるほか、「イオン幕張新都心店」でのコーナー展開なども予定している。また同日の表彰式後、グランプリを受賞したメーカーによる対談やアレンジレシピの試食提供なども行われた。

「FOODEX フローズン オブ フューチャー」受賞商品一覧
「FOODEX フローズン オブ フューチャー」受賞商品一覧

エントリーされた商品は60品。審査員100人(食品関連のバイヤーと一般消費者)が、「味について」・「食べやすさ」・「オリジナリティ」・「ボリューム適正」・「口コミ・SNS拡散」――の5項目から商品を採点している。

今回グランプリを獲得(部門略)したのは▽日本ハム冷凍食品「もちもちしたピザパン」▽ニチレイフーズ「W(ダブル)キムチ炒飯」▽ケイエス冷凍食品「中華菜皿 海老のチリソース」▽イートアンドフーズ「大阪王将 羽根つき円盤餃子 PREMIUM」▽森永乳業「PARM 杏仁ミルクストロベリー」▽日清食品冷凍「冷凍 完全メシ ぶたいか玉お好み焼」▽オールハーツ・カンパニー「にゃんともおいしいベイクドチーズケーキ 2個入」の7品だ。

FOODEX JAPANの企画委員会の委員長である七尾宣靖氏(イオンリテール常務執行役員食品本部長)は「今年の受賞商品は非常においしいく、冷凍食品の未来を語るのにふさわしい商品をそろえた」と語った。

FOODEX JAPANは、8日(金)まで開催のアジア最大級の国際食品・飲料展だ。23年の出展社数は国内976社・海外1,586社の計2,562社、来場者数は4日間で7万3,789人だった。

〈アワード参加企業〉(順不同)

▽日本ハム冷凍食品
▽テーブルマーク
▽ハインツ日本
▽ニチレイフーズ
▽ニップン
▽ニッスイ
▽ケイエス冷凍食品
▽イートアンドフーズ
▽森永乳業
▽森永製菓
▽日清製粉ウェルナ
▽日清食品冷凍
▽ハーゲンダッツ・ジャパン
▽味の素冷凍食品
▽オールハーツ・カンパニー
▽新杵堂
▽ハッピー食品

〈冷食日報2024年3月8日付〉

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近年の冷凍食品をめぐる情勢は、共働き世帯の増加や家族構成の変化、また飲食店や量販店の惣菜売場の多様化によって需要が増加しています。一方で、家庭用冷凍食品の大幅値引セールの常態化はもとより、原料の安定的調達や商品の安全管理、環境問題への対応など課題は少なくありません。冷食日報ではこうした業界をめぐるメーカー、卸、そして量販店、外食・中食といった冷凍食品ユーザーの毎日の動きを分かりやすくお伝えします。

創刊:
昭和47年(1972年)5月
発行:
昭和47年(1972年)5月
体裁:
A4判 7~11ページ
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