「SUNAO」ブランド初の冷凍生パスタ「SUNAO ごろっと具材の生パスタ」発売、糖質は40g以下/江崎グリコ

江崎グリコ「SUNAO ごろっと具材の生パスタ アラビアータ」
江崎グリコ「SUNAO ごろっと具材の生パスタ アラビアータ」

江崎グリコは5月14日、菓子やアイスクリームを展開していた「SUNAO」ブランドから初の冷凍食品「SUNAO ごろっと具材の生パスタ」を同社ECサイトで発売した。「アラビアータ」「ポモドーロ」「チーズクリーム」「ジェノベーゼ」の4種をラインアップしている。

ECサイトでは定期便(4食セット税込3,456円~)または単回コースを選択できる。5月20日からは冷凍食品を展開している一部のオフィスグリコでも扱うほか、7月以降は一部生協でも販売する。オフィスグリコでは1食800円での販売を予定している。

「SUNAO」ブランドでは、低糖質にこだわったロカボ商品を展開してきた。1食当たりの適正糖質を20~40g、プラス間食で10gの糖質を摂るものとし、1日当たりの糖質量を70~130gにコントロールすることでカロリーや資質を気にせず健康的な食事を楽しめる提案をしている。同冷凍生パスタシリーズは、1食当たりの糖質が40g以下となっている。

これまで自社ECサイトのみで乾めん「SUNAO もっちりパスタ」とパスタソース(3種)を販売している。今回新たに簡便にロカボ食が楽しめる冷凍食品用の生パスタを開発した。フェットチーネ風の太めんにしたことで、乾めんよりもさらにもっちりとした食感になり、食べ応えをプラスしている。

また商品名にもあるとおり、具材感にもこだわり、大ぶりなブロッコリーやズッキーニ、パプリカを加えた。粘度の高いソースはレンジアップ後によく混ぜることで、野菜から出る水分で緩くなりめんと絡みやすくなるようになっている。

健康イノベーション事業本部商品開発部の徳満奈々子さんは「冷凍生めんはもっちりとした食感に仕上げ、ソースの粘度、満足してもらえる味わい、具材の大きさなどにこだわり開発に約2年を費やした。冷食の発売は約8年ぶりとなり、現在は当社で唯一の冷食シリーズとなる。今後は販路拡大を目指したい」と話した。

健康イノベーション事業本部商品開発部の徳満奈々子さん(右)
健康イノベーション事業本部商品開発部の徳満奈々子さん(右)

〈冷食日報2024年5月16日付〉

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