ポルトガルの文化と共にワインの魅力伝える「ダォン」支援イベント開催
昨秋の山火事で大きな被害を受けたポルトガルのワイン産地ダォンを支援するイベント「DãoWine Festival/ダォンワインとポルトガルの料理と音楽」が4日、東京・千駄ヶ谷のgoblin sendagayaで開催され、約70名が来場した(参加費8,000円)。
発起人はカーヴ・ド・リラックスの別府岳則氏。同イベントのためにダォンワイン生産者協会代表ペドロ・メンドーサ氏も急きょ来日した。
インポーター5社が約40種類のダォンワインを提供したほか、ぽるとがる酒場ピリピリの料理や、津森久美子さんによるファドの生演奏、別府氏による「ダォンワインセミナー」に加え、ポルトガル投資貿易振興庁高岡千津さん(写真右)によるポルトガル旅行セミナー、ポルトガルワインや雑貨の販売など、ワインを軸にポルトガルの文化や空気感を多面的に伝える体験型のワインイベント。ワイン生産者からもビデオメッセージが多数届き、ワインは180本を売り上げた。
「昨年の山火事で多くのワイナリーが深刻な被害を受けた。多くの生産者から、“ダォンのワインを知り、飲んでもらうことが一番の支援”との声があったことを受け、イベントを企画した」(別府氏)。参加インポーターは、木下インターナショナル、岸本、正光社、BMO、播磨屋。
〈酒類飲料日報 2018年3月6日付より〉