ディアジオ「ワールドクラス2018ジャパンファイナル」にBAR AVANTIの新井加菜氏
ジャパンファイナルでは、予選を勝ち抜いたバーテンダー10名が、4つの競技を行い、バーテンダーのパーソナリティも含めた「技」「味」「おもてなし」を競い、ファイナルには新井加菜氏(東京都、BAR AVANTI)が輝いた。新井氏は4部門のうち「シグネチャー・カクテル・チャレンジ」「タンカレー・No.10ロング&ショートカクテル・チャレンジ」「スピード&テイスト チャレンジ」の3部門も制した。「ケテルワン エスプレッソマティーニ&JWG ペニシリン チャレンジ」部門は吉田宏樹氏(東京都、ホテルニューオータニ バーカプリ)が獲得した。
なお、総合2位は永峯侑弥氏(東京都、西麻布Amber)、3位は宮﨑理彦氏( 栃木県、THEFLAIR BAR)が受賞した。
新井氏は「練習につきあってくれた方などに感謝したい。10月のベルリンに向けて世界一のカクテルが作れるように、世界一のおもてなしができるように精進したい」と決意を述べた。
キリン・ディアジオの西海枝毅社長は最後にあいさつして「ワールドクラス2018ジャパンファイナルのレベルの高さに改めて驚かされた。バーの価値を上げ、カクテルの素晴らしさを伝えていこう、というミッションに賛同して頂いて感謝申し上げる。ジャパンファイナルは、10年目にして2次試験を変化させた。原点回帰というか、カクテルそのものだけでなく、バーテンダースキル、振る舞いといったものがワールドでは厳しくなっている。今後もそこを発展させていきたい」と述べた。
〈酒類飲料日報 2018年5月29日付より〉
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