「HOUSE OF BOLS IN VENIRE GARDEN」、渋谷区“ベニーレベニーレ”で開催/アサヒビール
アサヒビールは10日から10月19日まで、東京都渋谷区のレストラン「ベニーレベニーレ」にて「HOUSE OF BOLS IN VENIRE GARDEN」を開催している。同イベントはアサヒビールが取り扱うリキュールブランド「ボルス」の世界観と、ボルスリキュールを体験できる期間限定ディナーテラス。日本初展開となる「アロマディスプレイ」というボルス社オリジナル装置を設置し、ボルスリキュールを味わうだけでなく、目と鼻でも「体験」出来る場として展開。
「HOUSE OF BOLS IN VENIRE GARDEN」会場、“ベニーレベニーレ”テラス席
また、料理についても、ボルスリキュールのカラフルさにインスピレーションを得て、今回のイベントの為に考案した「身体が喜ぶ7色野菜を使った前菜」やベニーレベニーレの人気No.1メニューであるピザ「クワトロフォルマッジョ」等が入ったコース料理を用意。
10日にはメディア向けイベントを開催し、ボルスのカクテルコンペである「BOLS AROUND THE WORLD」にてアジア代表として出場経験のある宮之原寿美礼氏と渡邉由希子氏がそれぞれ「BOLS」ブランドの商品を利用したカクテルを提供。また、日本を代表するフレアバーテンダーである後藤啓介氏のフレアバーテンディングショーも開催された。
宮之原寿美礼氏
渡邉由希子氏
〈リキュール市場再浮上の雰囲気をひしひしと感じている〉
イベント開催に先がけて挨拶を行ったアサヒビールマーケティング本部マーケティング第3部の田中崇賛次長が「“ボルス”はオランダ・アムステルダムに本部を置き、440年もの長い歴史を持つ、現在110カ国以上で愛されているグローバルブランドでもある。“クラフトマンシップ”“高品質”“オリジナルレシピによるフレーバーの開発”が同ブランドのこだわりで、プロフェッショナルである世界中のバーテンダーにも広く支持されているブランド。当社としては2003年から取扱いを開始し国内流通をスタート。業務用市場を中心に取り組んできた結果、開始当初の3倍以上の数量となる10万ケースを超える大きなブランドへと成長。現在では30種以上のフレーバー取り扱っている」とこれまでの歴史や取組みなどを解説。
アサヒビール 田中次長
その後今後の展開について田中氏は「近年の国内の本格リキュール市場については、ハイボールブームやサワー系飲料の伸長が見られるものの、市場として減少傾向であることは事実。しかしながら海外ではクラシックカクテルが見直されていることや、国内でもインバウンド需要の増加に加え、“Tokyo International Bar Show”や“東京カクテル7デイズ”などカクテル関連のイベントも多数開催されている。そのようなイベントでは来場者数も年々増加している傾向から、国内のカクテル及び本格リキュール市場が再浮上する雰囲気をひしひしと感じている。また、社会や企業では“ダイバーシティ”が尊重されている流れもあり、多種多様な香りや味わい持つカクテルは、現在の社会の流れと多くの共通点を持っている。そんな中で“BOLS”ブランドとしてカクテルを支えるリキュールの魅力を伝えるべく同イベントを開催。
今後についても“BOLS”ブランドの世界観を知って頂き、リキュールやカクテルを楽しめる場を提供したいと考えている。これからも我々の取組に期待して頂きたい」と市場への期待や同ブランドへの自信を語った。
〈酒類飲料日報 2018年9月13日付より〉