日本の桜をモチーフに、シャンパーニュ「ニコラ・フィアット・ロゼ ファーストブルームオブ SAKURA」発売
22日には、ニコラ・フィアット本社からマネージングディレクターのクリストフ・ジュアレス氏を迎えたプレスミーティングとディナーイベントをホテル椿山荘で開催した。
ジュアレス氏は、「昨年、来日した際に日本の桜を見てインスピレーションを受け、桜の季節を祝福する新しいパッケージをつくることに決めた」と話す。21日にパリで実施したプレスミーティングでは、「和食や日本のフラワーアーチストとのコラボが好評で、SNS でも多く拡散された」という。
「ニコラ・フィアット」が「アンシャントメント」シリーズにリニューアルした際は、日本でも寿司とのマリアージュを提案した。「今後も日仏で、和食とのマリアージュを提案していく」(ニコラ・フィアットオフィス倉田沙友里氏)。
中身は「レゼルヴ・エクスルーシヴ ロゼ」と同じで、セパージュはピノ・ノワールとピノ・ムニエが各45%、シャルドネが10%。「ラズベリーやブルーベリーなど、さまざまなベリーを感じるジューシーでデリケートな味わい」(ジュアレス氏)。現行は、2014年がベースで、2010~2013年のリザーブワインが30%。
「ニコラ・フィアット」は、フランス国内販売量No.1のシャンパーニュブランドで、日本はアメリカ、イギリスに次いで3位の輸出先。「昨年は日本事務所も立ち上げた。今後も日本市場を強化していく」(アジア・オセアニアエリア統括マネージャー セバスチャン・ジャンドン氏)。
左=ジャンドン氏、中左=ジュアレス氏、中右=倉田氏
ディナーイベントには業界関係者や愛好家ら約180名が来場。会では同品をはじめ、「レゼルヴ・エクスクルーシヴ ブリュット」「コレクション ヴィンテージ ブラン・ド・ブラン2012」「パルム・ドール ブリュット2006」を提供。また、「アンシャントメント」(魔法をかける)にちなんだマジックショーやライブミュージックとともに、和食と「ニコラ・フィアット」の相性を訴求した。
〈酒類飲料日報 2019年2月26日付〉