神泡プロモーション奏功で「ザ・プレミアム・モルツ」増産、東海道新幹線での提供も延長/サントリービール
サントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」は、“神泡”プロモーションが奏功して、1~3月の販売実績が前年同期比104%となった(ビール総市場は93%程度と推定)。好調を受け、4~6月のプレモル缶は前年同期比1割増産する。
3月19日から新型神泡サーバーを付けた商品を発売し、3月下旬には全国1,000店規模で、サントリーグループ社員が店頭に立ち、“洗浄いらず”の電動式神泡サーバーの実演販売を実施した。
インテージ社の調査によると、プレモル新規購入者率は35%で、うちビール類新規購入者率は約1割と推定しており「ビールの選択基準が泡に変わりつつある」(同社)とみる。
好評を受け、電動式神泡サーバーの投入数を、8月までに120万個としていたが、170万個に上方修正する。
2月9日にオープンした旗艦店「神泡BAR」は、泡だけを楽しむ「神泡ミルコ」が人気となるなどで、客数が計画比約7割増と好調に推移している。
また、2月6日から実施している東海道新幹線(一部列車)での“神泡”の「ザ・プレミアム・モルツ」提供は、対象列車のビール販売数量を前年比約4割増に引き上げるなど新たな需要を創造した。8月31日まで提供期間を延長する。
〈酒類飲料日報 2019年4月17日付〉
東海道新幹線での提供は8月末まで延長