キリンと広島県が「女性活躍の推進」で協定、保育施設で「プラズマ乳酸菌」配布、職場づくりのノウハウ提供など
キリンホールディングスは、広島県と「女性活躍の推進に関する協定」を12月13日に締結した。両者が相互に連携して、女性の活躍を支援する事業に取り組み、ビジネス分野における女性活躍の推進に寄与することを目的として定めたもので、同社が「女性の活躍推進」という観点で自治体と協定を締結するのは初めて。
連携項目は、
▽キリンホールディングスの女性活躍に関する取組事例の提供
▽広島県内の保育施設等への「プラズマ乳酸菌」の配布による園児等の体調管理支援による働く女性の負担軽減(育免プロジェクト)
▽育児や介護等で慌てない職場づくりに関するノウハウ等の提供(なりきりプロジェクト)
▽広島県が実施する研修等におけるキリンホールディングスの取組事例の紹介(研修講師)
▽広島県が実施する女性のネットワーク交流会への参加――。
取り組みの1歩として、12月下旬からキリングループの独自素材「プラズマ乳酸菌」の顆粒を広島県内の保育施設に配布する。
キリングループではこれまでも女性活躍推進法に先んじて、2013年に策定した「キリングループ女性活躍推進計画」に基づき計画的に女性の育成や登用を進めている。
〈酒類飲料日報 2019年12月19日付〉