「アサヒ スーパードライ」全缶をバイオマス発電で製造へ、CO2削減量は年間1.16万トン
アサヒビールは、日本自然エネルギー社と契約し活用している「グリーン電力」(主に木材チップ等の自然の恵みを燃料としたバイオマス発電によるもの)を、5月下旬製造分から「スーパードライ」(缶500ml)の製造に活用を拡大する。
これにより「スーパードライ」缶350ml、缶500mlの全数とノンアルコールビールテイスト「ドライゼロ」(缶350ml)、ギフトセットのビール類がグリーン電力を活用して製造した商品となる。
2009年4月に食品業界で初めて製品「スーパードライ」(缶350ml)と「ギフトセットのビール類」の製造にグリーン電力を活用し、再生可能エネルギーの普及や気候変動対策への取り組みに繋げてきた。
今回の拡大により、同社全体での2020年のグリーン電力活用量は、約2,500万kWh(前年比147%)となり、CO2は年間で約1万1,600t削減できる見込みという。缶体には、缶350mlと同様に、グリーン電力を活用して製造された製品であることを示す「グリーン・エネルギー・マーク」を記載する。
〈酒類飲料日報2020年3月9日付〉