酒類売上2020年3月3週はビールが前週比10.9%増、スピリッツ・果実酒・ウイスキーも前年比増
当社(食品産業新聞社)が採用するPOSデータ(KSP-SP社提供、全国のスーパーマーケット、生協1,031店対象)によると、3月3週目は焼酎(甲乙)と果実酒以外は全て前週比を上回った。
特にビールの伸び率は大きく、前週比10.9%増と唯一の2ケタ増となった。ビール類では発泡酒が1.1%増、リキュールが4.7%増、その他の醸造酒が0.6%増と伸びたが、前年比ではリキュールのみが増加で9.0%増。
RTDを中心とするスピリッツは前週比7.9%増、前年比8.2%増といずれも比較的高水準で増加した。
和酒は清酒が前週比3.6%増となった他は焼酎甲類が1.6%減、乙類が0.6%減と微減。洋酒は果実酒が前週比では1.4%下回ったものの、前年比では1.2%増となっている。ウイスキーは前週比が1.1%増、前年比が5.7%増となっている。
〈酒類飲料日報2020年3月31日付〉