「第8回サクラアワード2021」エントリーは10月受付開始、オンラインで説明会実施
サクラアワード事務局は6月29日、「第8回サクラアワード2021説明会」をオンラインで配信。同アワード審査責任者田辺由美氏と広報・マーケティング部長の田邊智代氏が、サクラアワードのコンセプトや2020年度の報告、2021年度開催概要を説明した。
冒頭、田辺氏は「社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、今年はFOODEXで使用する予定だったワインを“受賞ワイン福袋”として発売。217万円超を新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医療従事者および飲食店や生産者へ向けた支援活動を行う全日本・食学会に寄付した」と報告した。受賞トロフィーも国内受賞者へはすべて届け、海外へも順次発送していく。
2014年の初開催から7回目となった2020年度は4,333本のエントリーがあった。日本のワイナリーからのエントリーに加え、海外の生産者の直接エントリーや日本未輸入ワインも増えている。2020年度の受賞割合は47%。最高賞のダイヤモンドトロフィーは49本だった。価格帯別にみると、1,000円~4,000円のワインが7割で、店頭におけるワイン単価を上げることに貢献している。特別賞もさらに拡充させた。
また、受賞ワインの販売促進に携わる「販売協力会社」も初年度の18社から130社に大きく拡大。コロナウイルス禍で店頭での対面販売がむずかしいなか、通販市場での販売機会創出にも注力している。
2021年度開催となる第8回は、受賞ワインの発表日が2月14日から3月8日に変更になるほか、授賞式もFOODEXとは切り離し、5月に実施予定。ワインのエントリー期間は10月1日~11月30日、審査会は2月8・9日にホテル雅叙園東京で開催予定。詳細は同アワードHPにて。