「いばらき地酒めぐり」日比谷ゴジラスクエアで開催、茨城の酒造8社が出店
茨城県は9月16日から18日の3日間、東京都千代田区の日比谷ゴジラスクエアで、「いばらき地酒めぐり」を開催している。
イベントでは3日で合計8社が登場し、18日は岡部(常陸太田市小沢町)、井坂酒造店(常陸太田市小中町)、吉久保酒造(水戸市本町)、須藤本家(笠間市小原)、廣瀬商店(石岡市高浜)の5社が登場。
会場では出店社の日本酒の有料試飲(1杯500円)や、ボトルの販売、県産加工品のおつまみの販売提供などが行われる。
今回のイベントについて、茨城県の担当者は「当初は7月と8月にもイベントを予定していたが、新型コロナウィルスの感染再拡大により中止を決定した。今回のイベントも直前まで保健所をはじめ、様々な関係機関と調整を重ね、何とか開催までこぎつけた。かつてない状況の中、手探りでイベントを開催することとなったが、入り口での検温やソーシャルディスタンスの確保など、感染症対策は万全を期している。多くの方に茨城の日本酒を知ってもらう機会を提供したい」と開催に至るまでの経緯を語った。
茨城県の日本酒については「一般消費者の中には茨城県=日本酒というイメージを持つ方は多くはないが、近年では技術研鑽を重ね、国内外のコンテストで上位を獲得する蔵元が増加している。今回のイベントで茨城県の日本酒を試していただき、お気に入りの1本を見つけてもらうことができればうれしい」とアピールした。
〈酒類飲料日報2020年9月18日付〉