キリンビール「一番搾り 糖質ゼロ」販売数量が累計250万ケース突破、2021年3月には累計1億本突破の見込みも
キリンビール「一番搾り 糖質ゼロ」の販売数量が、2021年2月中旬時点で累計250万ケース(大瓶換算)を突破した。350ml缶換算では9,000万本になる。
「一番搾り 糖質ゼロ」は、国内で初めてビールカテゴリーで「糖質ゼロ」を実現、2020年10月6日に発売し、発売から1カ月で100万ケースを突破していた。2021年1月の販売数量も年初計画の約5割増と好調に推移しており、3月にはキリンビール過去10年のビール新商品で最速となる累計1億本を突破する見込み。
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キリンビールは好調の要因を以下3点挙げている。
▽「一番搾り製法のおいしさ×ビールで糖質ゼロの価値」
商品購入者のうち、約6割が普段糖質オフ・ゼロ系ビール類以外を飲む方からの流入。「おいしさ」という価値で「糖質ゼロビール」に対する潜在需要を顕在化した。
▽外部環境変化を捉えた提案
コロナ禍による健康志向の高まりで、今年1月の同社糖質オフ・ゼロ系ビール類の販売数量も前年比約4割増と伸長。
▽「TVCMへの高い評価」
「2020年12月度銘柄別CM好感度ランキング」でアルコール業界第1位を獲得した(CM総合研究所調べ)。
〈酒類飲料日報2021年2月24日付〉