マルエツ全店で「SAKELAVO Camera」導入、約6000種のワインの味わいを“見える化”
「SAKELAVO Camera」は、商品のJANコード(バーコード)を読み込むことで、味わいチャート、味わいマップを基に、味わいと商品の情報を簡単に見ることができるスマートフォンアプリ。マルエツのワイン売場に設置されたQRコードなどから「SAKELAVO Camera」をダウンロードすることで、約6,000種のワインの味わいデータに無料でアクセスできるようになる。
「SAKELAVO Camera」では、
〈1〉科学的に分析された味わいが見える
〈2〉ワイン全体の中から味わいが見える
〈3〉ワイン生産者のストーリーが見える
――として、約6,000種のお酒を科学的に分析して得た、数値データをもとに、2次元マップとレーダーチャートで味わいを表現することで見える化している。科学的数値による客観データでの味が比較可能。味わいマップでは、市場のワイン全体の中から、その消費がどの位置に存在しているか把握できる。ワインの味わい以外の情報は、全て生産者に入力を依頼しており、生産者コメント欄では、ワイナリーの特徴や、ワインの産地・ぶどうの品種・配合率、商品誕生のストーリーなど様々な情報を見ることができる。
マルエツは、導入を通じて、「お客様が自分でお酒を探せる、楽しい売場づくりを実現する。更に、お客様の嗜好を知ることで、マーケティングに基づいたマーチャンダイジングを可能とするほか、今後もリアルとデジタルを融合した顧客体験を創造する」としている。
また、SAKELAVOでは、約6,000種の味わいマップの中心点の味わいとなるように作られた「基準の赤ワイン/白ワイン」も用意しており、初心者のエントランス商品として案内している。中心の味を知ることで、以後「自分の好みの味」をより正確に知ることができる。マルエツでは、一部店舗で「基準の赤ワイン/白ワイン」を販売する。
〈酒類飲料日報2021年3月23日付〉