「久保田」初のスパークリング清酒発売、軽やかな爽快感、20~30代をターゲットに/朝日酒造「久保田 スパークリング」

朝日酒造「久保田 スパークリング」
朝日酒造は4月19日から「久保田 スパークリング」(500ml/税込1320円、アルコール分12%)を発売する。なお「久保田」ブランドでは初のスパークリング清酒となる。

きめ細やかな泡立ちとマスカットのような爽やかな香りで、軽やかな爽快感が特徴。ベースの純米酒の味わいを引き出すため、アルコール分は12度と一般的なスパークリングワインと同程度にし、甘酸っぱい味わいでボリュームはありながら、久保田ならではのキリっとしたシャープな酸味が口当たりをすっきりと感じさせる。

デザインは、細身のボトルでスタイリッシュさを、シャンパンゴールドを基調としたラベルで華やかさを表現。手書き調のロゴによりカジュアル感と、さりげない泡の表現で心地よく弾ける気分を演出。

朝日酒造は発売の背景と販売戦略を以下のように説明している。

〈朝日酒造「久保田 スパークリング」発売の背景と販売戦略〉
近年、日本のスパークリングワインの販売数量は年々増加しており、20~40代の方にスパークリングワインが選ばれている傾向がある。

“久保田 スパークリング”は、そんな発泡性アルコールを好む特に20~30代をメーンターゲットに、味わいは酸をたたせて爽やかに、 デザインも華やかなカジュアル感を表現し、スパークリング清酒を飲んでもらうきっかけづくりを狙う。

また、家飲み需要が拡大する中、在宅中のリフレッシュとして発泡性飲料を求める傾向もあり、本格的な味わいのスパークリング清酒を手頃な価格で楽しめる商品としても打ち出す。

〈酒類飲料日報2021年4月5日付〉