キリン「一番搾り 糖質ゼロ」普段ビールを飲んでいる層から“大きな支持”、唐沢寿明さん「CMキャラクター冥利に尽きる」
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まず「一番搾り糖質ゼロ」ブランド担当の小西裕太氏が登壇して概況について述べた。「開発に5年をかけ、2020年10月に発売、丸1年になる。日本初の糖質ゼロのビールだ。半年足らずで累計1億本を突破し、先月で累計2億本を突破した。当社の過去10年のビール新商品で最速だ。最大の理由はおいしさで、9割以上が“おいしい”と評価している。うち7割が“一番搾りブランドだから”と答え、次に“これまでの糖質オフ・ゼロ商品よりおいしいから”と答えている」と好調の背景を語った。
キリンビール 小西氏
また飲用者については「糖質オフ・ゼロ系だけでなくスタンダードビールや発泡酒・新ジャンルからも支持を獲得している。ビールから63%、糖質オフ・ゼロ系の発泡酒・新ジャンルから55%、糖質オフ・ゼロ系でない発泡酒・新ジャンルから50%という結果が出ている」と調査結果を発表、普段ビール類を飲んでいる方から大きな支持を得ていると分析した。
「つまり糖質オフ・ゼロ系=おいしくないという先入観を払しょくするおいしさ、おいしさに定評のある「一番搾り」ブランドなのに糖質ゼロであることのうれしさ――の2点から、既存の糖質オフ・ゼロ系ユーザーに限らないスタンダードビール・発泡酒・新ジャンルユーザーが“一番搾り糖質ゼロ”にシフトしている。快進撃はまだまだ続くのでご期待頂きたい」と述べた。
唐沢さんは過去最速の2億本突破について「CMキャラクター冥利に尽きる。普段から愛飲しており周りの方にも勧めている。伝道師の役割であり、光栄だ」と喜びを語った。また「一番搾り 糖質ゼロ」がおいしかった瞬間をあげて、「揚げたての天ぷらと一緒に楽しんだ。俳優にとって油と糖は大敵。これまでは天ぷらとビール、どちらを諦めるかだったが、諦めなくてよくなった。飲んでいない方はもったいない。是非、飲んでもらえればおいしさは分かると思う」と顔をほころばせた。
〈酒類飲料日報2021年10月28日付〉