日本酒「SAVE UKRAINE」ウクライナでの人道支援に売上金全額寄付/岐阜・さくら酒店
さくら酒店(岐阜県大垣市)は3月12日から、ウクライナでの人道支援につながるチャリティー日本酒「SAVE UKRAINE」(720ml/税込1,650円、アルコール分16%)を発売する。製造は「萩の鶴」「日輪田」を製造する宮城県の萩野酒造。
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同商品の売上金は全額、日本赤十字社「ウクライナ人道危機救援金」に寄付され、ウクライナでの人道危機対応およびウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するために使われる。
さくら酒店によれば、連日報道される悲しい知らせに“自分たちができることは限られているのではないか”、“何をしても大して変わらないのではないか”と悲観的な気持ちが湧きあがる一方で、“それでも小さくても出来ることをやろう”と社内で上がった声により今回の発売を決定したという。
商品については1日でも早く発売・寄付するべくラベルは社員が作り、一番早く印刷が出来る業者に急遽依頼。そのため「見映えが悪くてもご容赦頂きたい」とコメントしている。
「ウクライナで失われた多くの命や生活を追われた人々の悲しみに寄り添い、世界の平和を祈る気持ちをこの日本酒に込めた。世界中の人々が笑顔でお酒を酌み交わす日が来ることを切に願う」(同社)。
なお、中味はウクライナの伝統料理であるボルシチやヴァレーニキにも合うように、甘みと酸味のバランスを重視した食中酒。穏やかなメロンやバナナのような香りが心地よく、飲みごたえのあるボディと、凛として引き締まる後味のキレが特徴。
◆チャリティー日本酒「SAVE UKRAINE 720ml」特設ページ
〈酒類飲料日報2022年3月11日付〉