2014年1~12月のビール4社の出荷は前年比1.6%減、12月盛り返す
本紙が推計した2014年1~12月のビール4社のビール類出荷数量は、合計で、前年比98.4%の4億2,260万c/sとなった。11月までで97.9%だったが、12月の102.3%が健闘して1.6%減にとどめた。
12月単月は営業日が1日多く、102.3%となった。しかし「それを差し引いても、もうちょっと増えても良かった」というのがメーカーの実感で、やはり選挙によるギフトと料飲店への影響があったようだ。初旬は営業日が1日多く、103%。中旬のみで100%。下旬のみで103%と、年末の出荷がよかった。ビールは単月103.3%となった。
メーカー別では、アサヒが2年連続のプラス、サントリーが3年連続のプラス、サッポロが3年連続のプラスとなったもようだ。キリンも「一番搾り」がプラスに転じた。