FOODEXで和酒の活発な提案① 酒造中央会は本格焼酎&泡盛をアピール 本坊商店が3年目迎えた8蔵元の夏焼酎、高畠ワイン、軸屋リキュールなど
3~6日まで開催された「FOODEX JAPAN」は海外からの来場者も多いことから、輸出を目指す和酒の蔵元の参加も多かった。英語でのラベル表記や、女性、若者を狙ったスパークリング、和酒のリキュールなど、目先の変わった提案も多くみられた。蔵元のブースは、賑やかに試飲を重ねる来場者が多く、出展蔵元では商談に繋がる反応も多いことから、連続しての出展をする蔵や、新規で出展する地方の中小蔵が新商品を引っ提げ、試飲でアンケートを取り、今後の展開に活かすといった動きがみられた。
【日本酒造組合中央会】530銘柄の焼酎試飲、國酒宣言 ブースは海外出展ゾーンに食い込むような位置で、ひときわ大きな会場に来場者の数も多かった。「約530銘柄の焼酎が飲めます」という大きなボードに、「きき酒チャレンジ」コーナー、「飲み方いろいろ」コーナーが一角を占め、「世界に誇る國酒」をアピールした。ブースの壁には「宣言書」が張られ、「本格焼酎&泡盛」を世界に誇る日本の「國酒」として、ここに宣言すると描いた。薩摩、壱岐、球磨、琉球といった地理的表示認定ブランドの各コーナー、博多、大分麦、宮崎、奄美黒糖といった地域団体商標認定ブランドの各コーナー、東京島酒などを紹介した。