1月の国産ウイスキー24.6%増、5カ月連続の2ケタ増-洋酒組合
日本洋酒酒造組合がまとめた1月の国産洋酒出荷数量は、前年比105.2%の13万8,996klとなった。ウイスキーは24.6%増と大幅な伸びとなり、これで8カ月連続のプラス、5カ月連続の2ケタ増となる。9月から放映されたNHK連続テレビの後押し効果が大きいが、ハイボール人気の続伸も背景にある。
スピリッツ規格の低アルコール飲料「スピリッツ・その他のもの・発泡性のもの」は135.6%。ドライ系チューハイの増勢を示している。
一方、リキュール規格の低アルコール飲料「リキュール・カクテル・チューハイ等・発泡性のもの」は、7~8割方がリキュール規格のビール類新ジャンルのため前年比を推計するのは難しいが、前年並みか、やや前年を割っているとみられる。
梅酒は、非発泡性が110.6%と大幅に増えた。