〈創SOU〉が10周年、卸売ベースで酒類市場の21%占める
酒卸ユニオン〈創SOU〉は、5日に理事会・総会を開催した。そのあと、プレスミーティングを開催し、松川隆志理事長は次のようにあいさつした。
松川理事長=平成17年5月に8社でスタートして、10年経って、1兆円を超えるグループになり、メンバーは28社となった。順調にアライアンスが育っている。11年目に入るが、更に拡大を図っていきたい。第10期は、消費税仮需の反動があり、会員各社は売上・利益の確保に努力した期だった。
しかし、〈創SOU〉は、酒類市場は卸売ベースで4.1兆円とみられるなか8,590億円、21%のシェアを持つ。和酒では26.3%、ビール類でも20.8%を占める。酒類専業卸のグループとして最大の存在ではないか。今後も専業卸としての機能を発揮して、生き残りを図っていきたい。(以下、本紙にて)