ビール23%減、ワイン16%減で、トータル13%減-5月の酒類輸入通関
財務省関税局が発表した5月の酒類輸入通関実績は、トータルで13%減となった。
ビールは23%減、新ジャンルも25%の大幅減となった。
ワインでは、大容量ワインが14%増、国産ワインや国内瓶詰に使われるバルクワインも23%増となったが、2L以下のボトルワインが16%減、好調が続いていたスパークリングワインも15%減。バルクワインでは、関税が撤廃となったオーストラリアのバルクワインが単月で昨年の12倍と大きく拡大。累計でも4.3倍となった。
ボトルウイスキーは23%増で、累計でも2割増。バーボンも12%増となった。国産ウイスキーに使われる「その他のウイスキー原酒」も約4割の大幅増。ハードリカーでは、ラム・ジン・ウォッカ・リキュールいずれも単月では2ケタ減となった。