26BYの清酒出荷は2.2%減も吟醸酒は9.9%増で吟醸ブーム続く
日本酒造組合中央会がまとめた平成26BY(2013年7月~14年6月)の清酒出荷数量は、前年比2.2%減の55万5,655klで3年連続のマイナスとなった(概数比較。国税庁の確数との比較では2.5%減)。
ただし、吟醸酒は9.9%増(前期は14.8%増)と、引き続き、吟醸酒が増加する傾向が顕著となっている。
主産地では、26BYでプラスは京都0.4%増くらい。兵庫5.5%減、新潟2.2%減、埼玉2.2%減、秋田0.2%減、千葉2.7%減、愛知4.5%減、福島2.2%減、広島2.7%減となっている。都道府県で2ケタ増は獺祭が牽引して山口県の15.9%増のみ。
今年1~6月計では2.0%減。吟醸酒が2ケタ増、純米酒がプラスの傾向はここでも顕著で、本醸造酒と一般酒がいずれも4.2%減となっている。
6月単月でみると5.0%増。吟醸酒13.8%増、純米酒9.1%増に加えて、本醸造酒も1.5%増、一般酒も3.2%増となった。