大きく変わる西日本の流通地図-背景にドラッグ・DSの侵攻
西日本の流通業界は、勢いが衰えないドラッグストアやディスカウントストア、さらにはCVSの侵攻によって、ローカルのSMや地域SMは既存店の売り上げを落としており、全国チェーンやリージョナルチェーンの傘下に収まる動きが一段と進展した。ここへ来て規模を問わず優勝劣敗がさらに明確になってきているのが特徴だ。限られた市場の中で、自主独立を維持し健闘するスーパーの姿も垣間見えるが、業績の良し悪しにか変わらず、万代のような全国チェーンとの提携に踏み出すという動きも見られ、流通地図はさらに激しさを増して変貌しつつある。本紙では、スーパー各社の入手可能なデータ(アンケート・公表数値・調査資料=主に14年度実績)をもとに、西日本のスーパー各社の売上高・店舗数のデータをまとめた。(資料面にスーパーマップを順次掲載)