ビール8%減、ワイン6%増でトータル4%減-8月の酒類輸入通関

財務省関税局が発表した8月の酒類輸入通関実績は、トータルで4%減となった。

前月2ケタ増となったビールは、8%減。新ジャンルも、単月・累計ともに1割減となった。

一方、スパークリングワインは25%増、2L以下のボトルワインも6%増となった。バルクワインは34%の大幅増。トップのチリが2割増、2位アメリカが2.2倍、3位オーストラリアは皆増。

ハードリカーでは、ウイスキーが46%増と伸長。バーボンも7割の大幅増となったが、累計ではまだ前年割れ。スピリッツでは、ラムが前月に続いて単月で6割の大幅増、ジンも28%増となったが、ウォッカは2ケタ減。昨年は韓国産RTSで急拡大したリキュールは単月・累計共に前年割れだった。