9月の酒類課税数量は1.7%増、1~9月は0.0%に-国税庁
国税庁がまとめた9月の酒類課税数量(国産酒=国税局分と輸入酒=関税局分の合計)は前年同期比1.7%増の72万3,699klとなった。3カ月ぶりの増加。やはり国産ビール(2.7%増)が伸びると全体を底上げする。発泡酒(14.9%減)は減少も、新ジャンルのリキュール(7.5%増)、雑酒等(3.6%増)も伸びた。ビールは前年9月も増加しているから、今年はさらに上積みがあったと考えられる。大型新商品の発売が寄与したとみられる。反対に発泡酒は前年がゼロ発泡酒の揃い踏みで2割以上の増加だったこともあり、今年は減少した。新ジャンルは前年減少からの増加になっている。9月は全般に増加しており、和種も揃って増加、ウイスキーとスピリッツ類は2ケタ増となっている。
1~9月では全体が0.0%に戻した。ビールが0.5%減まで戻しており、リキュール(1.2%減)は減少しているものの、ウイスキー(21.5%増)、スピリッツ類(11.9%増)は大きな伸びを維持している。果実酒(3.8%増)は堅調に推移している。和酒は清酒が0.9%減、焼酎は乙類が1.9%減、甲類は3.6%減。
1~9月では全体が0.0%に戻した。ビールが0.5%減まで戻しており、リキュール(1.2%減)は減少しているものの、ウイスキー(21.5%増)、スピリッツ類(11.9%増)は大きな伸びを維持している。果実酒(3.8%増)は堅調に推移している。和酒は清酒が0.9%減、焼酎は乙類が1.9%減、甲類は3.6%減。