ビール缶容器3年ぶり、ビール樽2年ぶりプラス-15年のビール類容器別
ビール酒造組合の市場動向レポートをもとに本紙が集計した2015年間のビール3ジャンル合計の容器別出荷内訳は、前年比で瓶97.0%、缶99.7%、樽容器99.9%と、いずれもマイナスとなった。樽容器は2012年と13年、2年連続でプラスとなっていたが、14年に続いて2カ月連続のマイナスとなった。
ただし、ビールのみ取り出せば、缶容器は3年ぶり、樽容器は2年ぶりのプラスになる。2012年に缶容器は大震災の裏で100.2%だったが、それを除けば8年ぶりのプラスとなる。特に10~12月では缶容器103.6%、樽容器101.5%とビールに好調な波が出来ている。
用途別では、業務用は99.4%、家庭用が99.5%とどちらもほぼ同じ減少率だった。業務用のビール瓶が96.8%だが、09年から11年ほどまで約1割の減少だったことを考えれば、徐々に底を打ち始めているとはいえる。
新ジャンルの樽詰は、各社のビールへの注力を反映し、101.7%の432万c/sにとどまった。11年約2倍、12年117.2%、13年110.7%、14年109.3%に比べて伸びが落ち着いた。
ただし、ビールのみ取り出せば、缶容器は3年ぶり、樽容器は2年ぶりのプラスになる。2012年に缶容器は大震災の裏で100.2%だったが、それを除けば8年ぶりのプラスとなる。特に10~12月では缶容器103.6%、樽容器101.5%とビールに好調な波が出来ている。
用途別では、業務用は99.4%、家庭用が99.5%とどちらもほぼ同じ減少率だった。業務用のビール瓶が96.8%だが、09年から11年ほどまで約1割の減少だったことを考えれば、徐々に底を打ち始めているとはいえる。
新ジャンルの樽詰は、各社のビールへの注力を反映し、101.7%の432万c/sにとどまった。11年約2倍、12年117.2%、13年110.7%、14年109.3%に比べて伸びが落ち着いた。